ずいぶん久しぶりのブログ投稿です。
このシーズンはアウトドアメーカーさんの展示会が行なわれていまして、
今回は笠置山クライミングエリアでのイベントで協賛してくださっているメーカーさん、輸入代理店さんの展示会にご挨拶に行って来ました。
まずはモンベルさんへ。
担当者の方とお話すると、現在さまざまな自治体でクライミングを軸に町おこしを検討しているところがあるそうですが、そんなときにモデルケースとして笠置山クライミングエリアのことをご紹介してくださっているとのことでした。
とても嬉しいです。これも地元の方々のおかげなのですが、そんな環境に甘んじることなく、KCCは地元の方々の期待に応える活動をしていかなければなりません。そのひとつとして、地元からは見えにくい、遠方から訪れるクライマーの視点にも立ってより良いエリアづくり、情報発信をしていかなくてはいけないなと改めて感じました。
次はブラックダイヤモンド、スカルパなど多くのクライミングメーカーを取り扱うロストアローさんへ。
里エリアの公開イベントでもとてもお世話になりました。
社員にすごいクライマーがたくさん在籍するロストアローさん。
東海地方は、ボルダーだけじゃなく、スポーツルートやトラッドなど、マルチにやっているクライマーが多いとのお話が出ました。確かに御在所岳が近かったり、冬の間は瑞浪のクラックを登るクライマーが多く、近場にトラッドをたのしめる岩場があるのに気がつきます。そして、最近笠置山でルート開拓をしていて気付くのは、さまざまな方向にクラックが発達していて、カムでプロテクションが取れるということ。つまり、笠置山はトラッドルートが多く設定できる岩質であるということです。いわゆる花崗岩のすっきりとしたクラックではないけれど、実際、先日初登したルートもトラッドルートにしましたし、ボルトが打ってあるルートをすべてカムで登ったりもしました。そんな視点を持つと、笠置山の魅力がまたひとつ増え、層の厚いエリアになるような気がします。
次はスポルティバ・ジャパンさんへ。
話題のミウラーXXは不在でしたが春に発売されるニューシューズに期待が膨らみます。里エリアのイベントではウエアを協賛品にいただきました。これからウエアも積極的に展開していくとのことで、デザインもカラーも斬新なスポルティバのウエアは岩場でも人目を引くに違いありません。明るいウエアを着ると気分も明るくなり、登りも軽快になるような気がします。
そして、ペツルを扱うアルテリアさんへ。 アルテリアさんにも強力なクライマーがたくさんいます。 ちょうど、笠置山でも一緒に登ったことのある友人クライマーもいてさまざまな話ができました。この春はグリグリのニューモデルと軽量なツイストロックカラビナが登場するとのこと。外岩の必需品でもあるヘッドライトが買いやすい価格になるそうで、こちらもたのしみです。 展示会の日にちはまちまちで、今回訪ねられなかったメーカーさんもあり残念でしたが、どこに行っても笠置山の話をしてくださり、担当者の方々もときどき訪れてくれているよう。そして皆さんがとても良い印象を持ってくれていることが嬉しい一日でした。さまざまな方面から期待してくれている方も多く、今回の展示会で得た情報やご意見をもとに、今年はさらに充実したエリアになるようがんばっていきたいと思います。 今年の笠置山にもぜひご期待くださいませ!
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